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知らずに意外と損してる!?いろいろあります、クリニックに使える補助金・助成金

2017年07月12日

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クリニックの運営には、大きなコストがつきものです。

診療科や環境(継承か否か等)によっても何にどれくらいのコストがかかるかは変わってくるかと思いますが、いずれにせよ、施設の家賃や医療機器、それらのメンテナンス費用、アメニティ等の備品費、レセコン・電子カルテや順番管理、予約等のITツールの費用、そして、人件費……。どれだけ診察をこなしても、これらのコストをうまくコントロールできなければ、クリニックの経営を安定させることはできません。

 

こちらの記事でもご紹介しましたとおり、コストが減れば利益はその分増え、コストが増えれば利益はその分減る……至ってシンプルながら、コストはクリニック経営に直結する大きな問題です(図1)。

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図1 経営の大原則

 

一方で、いたずらに医療機器やアメニティ、順番管理や予約等のITツールを削ってしまうと、患者さんの満足度、ひいてはクリニック経営に「患者数」や「単価」の面で悪影響を及ぼしかねませんし、コストのうち大きなウェイトを占める人件費も、そう簡単に削れるものではありません。

 

そんな時にぜひ定期的に確認したいのが、補助金・助成金です。

そこで、今回の記事では補助金・助成金の概要をご紹介し、実際に自院で使える補助金や助成金をチェックする簡単な方法をご紹介します。

 

補助金・助成金とは

補助金・助成金とは、国や地方公共団体等から支給され、原則的に返済する義務のないお金のことです。どちらも後払いで支給され、条件さえ満たせば原則として返済する必要はありません。その意味で「補助金」「助成金」は全く同義であり、もともと同じ意味で使われていたようですが、現在ではニュアンスが幾分異なっています。

 

「助成金」は、要件を満たせば受給できる可能性が高いものであり、多くの場合、従業員の採用や能力向上など「人」に関わるものが一般的です。それに対し「補助金」は、件数や予算額が決まっていて、申請しても必ず受給できるわけではありません。助成金は条件を満たせば基本的に受給できる一方で、補助金はほとんどのものが公募制となっており、受付期間内に応募しなければならず、また予算枠が決まっているため審査に通過した事業体にしか交付されません。申請の際に提出する書類(事業計画書)では、交付された補助金をどんな事業に使うのか、また、その事業が会社にとって何の役に立つのか等を明確にしてアピールする必要があります。

 

まずは、条件の合う補助金・助成金を検索しよう

自院で活用できそうな補助金・助成金を見つけるのに便利なのが、中小企業庁の委託事業「ミラサポ」の活用です。「ミラサポ」は、中小企業・小規模事業者を対象にした支援情報サイトで、補助金・助成金を含めた多くの情報が集まっています。会員登録(無料)をすれば経営者や専門家と情報交換したり、専門家の派遣を要請することができます。ここでは補助金と助成金の情報に絞って、使い方を簡単にご紹介します。

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図2 「ミラサポ」のトップページと「補助金・助成金ヘッドライン」へのリンク

 

まず、「ミラサポ」のトップページ(図2)から「補助金・助成金ヘッドライン」のバナーをクリックします。「補助金・助成金ヘッドライン」のトップページの中段にあります「施策マップ」バナーをクリック。「施策マップのページ」には様々な検索メニューがありますが、ここでは、最も包括的な検索が可能な「目的・条件から施策を探す」ページ(図3)の使い方を簡単にご紹介します。

施策マップ.png

図3 施策マップトップページ

 

まず、支援内容は「補助金・助成金」にチェック(もちろん、この機会に他の施策を調べてみるのもおすすめです)。「分野」は、狭めすぎると却って使える補助金や助成金をリストから落としてしまうことになりますので、まずは敢えてチェックせずに、「さらに細かい条件を指定する」から、業種を「医療・福祉」、対象地域としてご自身のクリニックのある地域や在住地を選択、「全国」を対象にした施策を含むにチェックを入れて、「絞り込む」をクリックします(検索画面の使い方ガイドはこちらよりご覧いただけます)。

 

すると、意外なほど多くの施策がヒットすることがわかります。全国すべてのエリアで検索すると、2017年5月30日現在でなんと358件。東京都に限定してみても98件、全国どこからでも公募・申請できる補助金・助成金だけでも43件もあることがわかります。

 

これらをざーっと見渡して、気になる施策にどんどんチェックを入れていきます。その後、画面下の「選択した施策を比較する」ボタンをクリックして「比較帳票」をダウンロード、詳細を比較検討します。

 

クリニックが使える補助金・助成金の例

上記のように絞り込み検索を行いピックアップしたクリニックが使える補助金・助成金のうち、全国どこからでも使える補助金・助成金をいくつかご紹介しましょう。

 

●キャリアアップ助成金(厚生労働省)
詳細URL: https://goo.gl/qGCJuw
対象地域: 全国
募集期間: 随時
●トライアル雇用助成金(厚生労働省)
詳細URL: https://goo.gl/GtZv5u
対象地域: 全国
募集期間: 随時
●職場定着支援助成金(厚生労働省)
詳細URL: https://goo.gl/FglZAm
対象地域: 全国
募集期間: 随時
●人材開発支援助成金(厚生労働省)
詳細URL: https://goo.gl/ZWJFkC
対象地域: 全国
募集期間: 随時

 

先にご紹介したとおり、補助金は助成金と違い締め切りがありますが、メリットの多いものも少なくありません。特に創業系の補助金は、全国各地の自治体でも積極的に実施していますので、開業の際にはぜひ一度該当する自治体の補助金・助成金をお調べになることをおすすめします。

 

申請の際には、ミラサポ、または、税理士や会計士等の専門家に相談を

使える補助金・助成金がわかったところで、具体的な申請の準備を進めるためにはどうすればよいのでしょうか。考えられるのは下記2つのパターンです。

 

1. 「ミラサポ」の無料専門家相談サービスを活用する

2. 付き合いのある税理士や会計士等の専門家に相談する

 

1は、ミラサポの会員に登録すると利用できるサービスです。詳細ページのリンクを下記にご紹介しますのでぜひご確認ください。

 

▼「ミラサポ」無料専門家派遣(専門家派遣の流れ(中小企業・小規模事業者))ページ

https://www.mirasapo.jp/specialist/flow1.html

 

※専門家の手を借りずにご自身で申請する場合には、「ミラサポ」に登録してミラサポ経由で電子申請することができる補助金・助成金も多数あります。

 

2については言わずもがなですが、すでにお付き合いのある税理士や会計士の先生方にご相談いただくのが安心かつ一番の近道かもしれません。

 

おわりに

ここまで、補助金・助成金の概要から今すぐに使える施策のチェック方法と具体的な施策についてご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。今回の記事を書くにあたり行ったリサーチの中でも、条件の合う補助金や助成金を知らないがために結果的に損をしてしまっているケースが非常に多いことを実感しました(弊社で使える補助金・助成金がないか真剣に調べてしまいました)。ぜひ一度補助金・助成金についてチェックし、有効活用されることをおすすめします。]

 

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photo_dev_urara.jpgAuthor:
佐竹 麗 株式会社メディ・ウェブ 広報・コミュニーケーション担当ディレクター
 
 

 

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