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なぜ今クリニック経営にマーケティングが必要なのか?(後編)

2016年12月05日

前編では、医療におけるマーケティングとは何か、その定義や基本的な概念についてご紹介いたしました。今回の後編では、クリニック経営におけるマーケティングの必要性と重要性についてお話したいと思います。

 

これからの医療で、”現状維持”は”右肩下がり”である

経営の大原則である下記の式を確認しましょう。

 

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この式にあります通り、「患者数」と「診療報酬単価」、そして、「コスト」がクリニックの経営基盤となる「利益」を決めます。非常にシンプルではありますが、この式は経営の大原則としてしっかりと抑えておく必要があります

 

診療報酬単価は、診療科によって多少のばらつきはあるもののここ数年減少傾向が続き、今後もそうした傾向が続くことが予想されます。診療報酬単価が下がっていくということは、患者数に変化がなく、同じくらい忙しく、経営的にも同じようにやっていけているだろうと思っていても、実はジリジリと利益は目減りし、経営が悪化していくことを意味します。

 

つまり、今の時代においては、クリニックが「現状維持」の経営を続けている限り、実態としての経営状態は悪化してしまうのです。

 

そうしたなかで患者数まで減少したら、何が起こるでしょうか。

 

こんな試算があります。仮に、当初の利益率を10%と高めに想定しても「診療報酬単価」が5%下がり、「患者数」が5%下がると、利益はなんと、ほとんどコストに打ち消されてゼロになってしまうのです。

 

もし、これに加えてコストが上昇傾向にあると、現実はこの試算よりさらに厳しくなります。

 

 

 「理想のクリニック経営」を実現するために、マーケティングは不可欠

先ほども申し上げた通り、医療において、マーケティング的な発想と手法は決して新しいものではありません。患者本位の診察を心がけ、地域で最も患者さんに支持されているクリニックは自然と実行していることです。

 

しかし、それでも敢えて意識的にマーケティングをクリニック経営に取り入れる意義は、これまで感覚的に行っていたことを、他業界での事例なども参考にしながら体系化、仕組み化を行うことにあります。仕組み化を行うことで、より効率性と継続性、さらには精度を高めて、より効率的、効果的にクリニックの経営を改善し、理想の状態に近づけていくことができるようになります。

 

時代の変化に負けない、タフなクリニック経営で、理想のクリニックを実現する。

マーケティングは、そのために不可欠かつ有効なツールと言えるでしょう。

 

関連リンク:

クリニック経営におけるマーケティングの基本と活用術

開業医が知っておきたいクリニックマーケティングの基本|3Bees

 

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yang201510.pngAuthor:
楊浩勇 1963年神戸市生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。医師。
現在、医療法人健究社理事長、株式会社メディ・ウェブ代表取締役会長、慶応義塾大学医学部非常勤講師。
 
 

 

 

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