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1日5分でクリニック経営を変える「業務日報」活用術(患者数編)−1

2016年12月29日

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近年、医療機関の経営が年々難しく、そして複雑になってきている中で、臨床医が理想とする診療を実現し継続的に発展させるには、医療レベルの向上と同時に経営・管理力も両車輪のように意識しなければならなくなってきているのではないでしょうか。

 

私自身、スマイル眼科(横浜市青葉区青葉台)の経営を通じて試行錯誤する中で、様々な施策を行なってきました。その中で、最も重要かつ基本となっているのが、業務日報による経営の「見える化」です。

 

そこで、まず本稿では、業務日報によるデータの蓄積と見える化の重要性について整理し、次稿にて、先日こちらの記事でもお伝えした「経営の大原則」を示す方程式(患者数×診療報酬平均単価−コスト=利益)のうち、「患者数」に注目して、データを読み解く際のポイントについて整理したいと思います。

 

なぜ業務日報がクリニック経営に重要なのか?

 

具体的に患者数に関するデータを読み解く際のポイントについてお伝えする前に、業務日報によるデータの蓄積と、蓄積されたデータの見える化が重要な理由について、簡単に整理しておきたいと思います。

 

一言で申しますと、「経営の大原則」の方程式により得られる「結果」がどのようにして生まれたのか、つまり、「プロセス」に存在する原因や背景を読み解くためです。

 

たとえば、近年のICTの進化により、口コミの伝達スピードが格段に上がったほか、患者来院のきっかけとなった媒体(ホームページ、看板、口コミ等)にも変化が生じています。しかし、そうした変化を漠然と感じているだけでは、効果的な手を打つことはできません。

 

また、マーケティング戦略を立てても仮説や方針が誤っている場合も多々ありますし、時代は常に変化しますから、見直しと試行錯誤が必要です。

 

そこで重要になるのが、そうした誤りや変化をいち早く把握するためのモニタリングであり、それを可能にするのが業務日報です。

 

業務日報のデータを通じて、

 

  • 日々の患者数や診療報酬額、患者の滞在時間や来院媒体、業務効率等の数値を前年同月、または、予測値と比較した時に大きなブレが出ていないか
  • 経営やマーケティングの方針・施策と、実際のデータに乖離がないか

 

等、クリニック経営を行う上で重要な指標を継続的にウオッチしていきます。

 

日々の業務日報で、そうした指標の変化を追うことにより、最終的な結果としての「医業収益」を左右した、様々な要因について的確に捉え、経営改善のいわばPDCAサイクル(Plan(計画)/Do(実行)/Check(分析)/Act(改善)のサイクル)を効果的に回すことが可能になります。

 

ここまで、業務日報データの蓄積と見える化が重要な理由についてご説明いたしました。次稿では、蓄積した業務日報データから、「患者数」について読み解く際のポイントをご紹介いたします。

 

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yang201510.pngAuthor:
楊浩勇 1963年神戸市生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。医師。
現在、医療法人健究社理事長、株式会社メディ・ウェブ代表取締役会長、慶応義塾大学医学部非常勤講師。
 
 

 

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