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クリニックマネジメント術 第2回 患者満足度調査を診療に活かす(2)

2015年11月20日

効果的な調査票をどう作るか?

 

 患者満足度調査が、より正確に病医院の実体を映し出し、患者さんと医療スタッフの大きな負担にならずに無理なく継続できるようにするには、調査票の質問内容が大変重要になります。また、調査結果の経時的な変化を比較するには質問は頻繁に変更しないほうがよいので、内容を慎重に考えてからスタートする必要があります。

 

 調査票は、質問文と回答の選択肢、または記入欄で構成されます。質問文は、できるだけわかりやすく、答えやすいように工夫します。また、質問の順番も、答えやすい質問から始め、質問間のつながりがスムーズになるようにします。

 

 筆者は、2001年の医院開院当初から継続的に患者満足度調査を行ってきました。

 質問内容は、

  ①対応面に対する評価(a.受付、b.医師、c.医師以外の医療職)

  ②技術面及び説明の分かりやすさに対する評価(a.医師、b.医師以外の医療職)

  ③待ち時間に対する評価

  ④総合評価

  ⑤自由記載欄

 の5項目です。

 質問1から4までの項目は、「非常に満足・かなり満足・どちらともいえない・やや不満・かなり不満」という5つの選択肢から選んでもらいます。こうすることで、たとえば、非常に満足=3点、かなり満足=2点などと患者さんの印象を間隔尺度として数値化し、統計処理に活かすことができます。

 

 当院では、診察が終了してから会計までの待ち時間の間に調査にご協力いただいています。また、調査が個々の患者さんの診療に影響がないことを担保し、個人情報へ配慮する観点から、調査は無記名で行っています。

 

 次稿では、実際の調査の実施方法について解説します。

 

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yang201510.pngAuthor:
楊浩勇 1963年神戸市生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。医師。
現在、医療法人健究社理事長、株式会社メディ・ウェブ代表取締役会長、慶応義塾大学医学部非常勤講師。
 
 

 

 

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